《第2章》営業マン時代1

6:30起床
7:30出社

おはようございます

おう!

9時始業なのになんでこんなに早く来なくちゃいけないんですかね?

バカヤロー!
どこに9時開店とあって9時から仕込みを始める店があるか!

9時始業なら9時から営業できるようにパンフレットを揃えたりなにやらの準備が必要だろ

なるほど!

私(山口恭一)が入社した昭和51年当時は「レジャー会員権」ってなに?というくらいまったく商品が知られていませんでした

8:30会社出発
10:00PR開始

それも現在の貨幣価格にして一口300万~400万円の高額商品です

10日間の研修を終えたばかりの新人営業マンがやみくもに飛び込んでもおいそれと相手にしてもらえるはずもなく、玄関先で断られ続けました

13:00駅前で昼食
14:00PR再開

毎日10キロ以上足を棒にして歩き回りましたが、まったく売れませんでした

18:00住宅街営業終了
夕食
19:00夜間PR開始

22:30帰社→日報
23:50銭湯かけこみギリギリセーフ
25:00就寝

毎日毎日これを繰り返していました

あ~12時だ…
今日は銭湯間に合わない

就業って18時のはずですよね

馬鹿だなぁ~
営業ってのは売ったら何時に上がろうが休んだっていいんだよ
売れないから夜中までやってるんだろ

だからって夜中まで働いたって評価はされないんだ
売ったら評価されるそういうもんなんだよ

……

評価は売上の成績次第…か!!

それを聞いて「よ~し、売ってやろう!」とますますファイトが湧きました

明日こそ売ってやるぞ、という思いで、私(山口恭一)は来る日も来る日も1日10キロ歩いて50~60件を回り
そんな日が2週間続きましたがひとつも売れません…

大学受験をやめて退路も断ち、一大決心をして営業の道に進んだものの

夜ひとりになると「このまま一生売れないんじゃないか…」という不安にさいなまれました

朝には「ここでやるっきゃない」と元気に出ていき…
夜になると「やっぱ売れないんじゃないか」と落ち込む…
そんな繰り返しの毎日でした